2015年4月10日金曜日

給水配管 鉄管を塩ビ管に

なかなか、改装が進みませんが、なんとかトイレが形ができだしてきました。

今回は、既存の洗面台の配管を変更して、洗面台の分とトイレの洗浄シャワー用に、分岐しました。
現場で、水道さんがやっている様子を思いだしながら作業したのですが、なんとか形にはなったと思います。
ただ、この状態になるまで今回は、非常に苦労しました。

それは、既存の配管が鉄管だということです。
鉄管の配管をそのまま利用し、さらに鉄管で延長や分岐をするのは、非常に厄介です。

鉄のパイプをサンダーで、カットしたとしても、継手の部分は、ネジをきらないといけません。
そのような道具がないので、どうしたものかと考えていたのです。

ですので、なんとか鉄管から塩ビ管に分岐したいと思いました。

ネット等で、調べてどの継手が合うか探していたのですが、いろんな種類があって、どれが良いのか正直分かりかねていました。

そんなときに、知り合った長年工務店をやっている方にたまたま、この家を見てもらう機会があり、尋ねてみました。その方は親切に教えてくださり、道筋を見出すことができました。

結論としては、水栓を取付けるためのソケットを使ったらよいということでした。

確かに、鉄管の先には、通常の水栓が取り付いていています。
そして、そのソケットの内側には水栓を取り付けるために内部にネジがきってあります。(メスネジ)


これが、水栓用のソケットです。
(TS給水栓用ソケットで、検索するとでてくると思います。)

通常はこのメスネジ部分に水栓を接続するのですが、今回はこれを鉄管のオスネジに差込みます。

こうすれば、反対側は通常の給水管のソケットの径(今回は呼び径13)ですので、塩ビ管を接続していくことができます。

やってみれば、簡単なのですが、水道工事の経験がないので、ここまでくるのに苦労しました。


鉄管とソケットを接続した部分です。
(右側の白っぽく写っているのが、鉄管)

ちなみに、鉄管の場合もオスネジ側にシールテープを貼るのをお忘れなく。


これでなんとか、洗面台とトイレの給水配管ができたので、壁下地にプラスターボードやコンパネを張り、表面に仕上げをすれば良いだけとなりました。

トイレを完成させれば、この家に住みながら改装を進めてゆくことができるので、今よりもはかどると思います。





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