2015年3月11日水曜日

古民家再生プロジェクト始動

このブログでは、建築士であるわたしが、田舎に移り住み、
古民家を再生する過程を紹介します。

大工仕事をしている関係で、木工事だけでなく、電気や水道などについてもある程度知識があるので、古民家に住みたいと思っている方や古民家の再生を今まさに行なっておられる方の参考になればと思っています。(ちなみに第二種電気工事の資格も持っています。)


幾分、工事は始まったばかりですし、仕事の合間の作業になりますので、
どれほどの頻度で、更新できるか分かりませんが、出来るだけ頻繁に
更新できるよう頑張りますので、ちょくちょく、このブログを覗いていただければ
幸いです。

では、今日は最初ですので、今回再生する古民家をご紹介します。
構造は、木造の平屋建てで、広さは4DKです。
多分、築年数は40-50年というところだと思います。

これは、すでに和室二間と押入の床と
天井を解体した様子です。

畳下の板(バラ板)を残し、補強してから
フローリングを張ろうとしたのですが、
床がベコベコするので、はがしてみたら、
案の定、大引と根太が少なすぎでした。

ですので、まずは大引の追加するところ
からのスタートです。






初っ端から予定外の作業が、追加になりました。
しかし、土台は古い割にはしっかりしていたので、安心です。

シロアリに食われていないか心配したのですが、対策がしっかり
していたようで、食われている形跡はありません。

柱・梁もしっかりしているので、補強は最小限で済みそうです。

せっかく床をばらしたので、堀ごたつを作ろうと思います。
その様子は、後日お伝えします。

しかし、堀ごたつや床の下地作成の前に、ある問題を解決しなければ
なりません。

この問題は、田舎の家では良くあることなのかもしれませんが、都会での
生活しかしたことのわたしは、非常に面食らってしまいました。
これについては、次回お伝えします。

では、これからしばらくの間、わたしの古民家再生奮闘物語にお付き合い
ください。



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