2015年3月20日金曜日

間仕切 下地

現在、わたしの家は、壁下地の最中です。
リビングだけ、天井を貼らずに、梁をだしたままにするので、リビングと奥の部屋(和室)との間に壁の下地を作成しているところです。

構造材を一部、見せたいと思っているのですが、柱等が垂直に立っていないので大変です。
(特に、小屋束はかなり斜めになっているので、壁下地を造るのに難儀しています)


さて、壁下地の話がでましたので、ここで、基本的な壁下地の納まりについて解説しておきたいと思います。




今回は、下地は2x1(ニイチ)で、その上にプラスターボードを貼ることを想定しています。

壁の場合、下地は455間隔です。
プラスターボードが910x1820なので、455という半端な数字になります。

コンパネやベニヤ板の下地も基本的には同じなのですが、コンパネの場合、サイズが900x1800になります。ですので、下地の間隔は450にしないとジョイント部分がずれてきますので、ご注意ください。

さて、ボード下地に話を戻しますがボードのジョイント部分にも、下地を入れておくことをおすすめします。

図面でいいますと、下の方に、間柱と間柱をつなぐように、材木を入れていますが、これです。

この部分を省略する方もいますが、これがないとジョイント部分に微妙な段差ができたりします。

数ミリ程度の段差ですが、これが、表面にクロス等を貼ったときの仕上がりに影響します。

さらにこの図面では、ジョイント部分を下側にもってきています。

これも、細かな仕上がり具合の話なのですが、ジョイント部分に後ほど、パテをしてクロス等を貼りますが、パテ処理がうまくできないと、その部分が段差になり、クロスの仕上がりに影響してきます。

さらに言えば、パテ処理もうまくいき、クロスも上手に貼れたとしても、数年経ちますと、ジョイント部分に小さなひびができたりして、目立ってきます。

ですので、目立つ場所(目線の位置)には、出来るだけジョイントを持ってこない方が良いとわたしは考えます。

大工さんで、そこまで気にして作業している方は少ないですが、細かいことが気になる方は、参考にしていただければと思います。


わたしの家は、壁下地ができたら、ボード貼り、天井・柱・梁の塗装、壁の珪藻土塗り、そしてフローリング貼。この順番で進めていきたいと思っています。

まだ、工事は2割ほどしか進んでいないので、気合を入れて頑張りたいと思います。
(このブログを見ているわたしのお友達の皆さん!手伝いに来てくれるのを待っていますよ。)

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